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[エイジング仕上げの白ペイント] 

アイアンシェルフ・アイランドキッチン台のオーダー製作続編です。TEKOLABOのこだわり・・・白いアイアンシェルフ。今回の独特の雰囲気の要因はやはり色使いのバランスだとも感じますが・・・まずは、リクエストのエイジング仕上げの白ペイントについて・・・

「古いペンキの剥げたアイアンシェルフ」を元に同じような雰囲気でとのリクエストに普通は黒皮鉄のまま溶接組し完成後にペイントし少しずつ荒らしていってエイジング塗装をしそうなものですが、これは黒皮鉄のアングル素材を部品別に切り出した段階で、組付ける前から1本ずつすべてのパーツを1度塗装してから、わざと塗装後に溶接組みしその後にも重ね塗りをして仕上げをしていっています。

 

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上はアイアンシェルフの大枠で それを内側から溶接していますが、そうすると強烈な溶接熱で外側の目線で見える側はペイントが熱ヤケして、自然と色づきが変化していきます。同時に素材を万力で締め付けたり、作業台の上をスライドさせたり、ハンマーで叩いて位置調整したりで、さまざまの作業中に付いてくる作業痕を活かしつつも、最後にバランスを取って更に何度も色付けをしていき重ね塗りで調整しています。

 

今回は事前に高嶋綾也さん PEACEFUL CUISINEでお引越し後のお部屋の雰囲気を見ることができましたので、やつれすぎたエイジングをしても綺麗な白い床や打ちっぱなしのコンクリ壁、白いキッチンや既に納品済みの黒皮鉄のアイアンシェルフの綺麗なウォルナット天板などとのバランス感もあり、白いアイアンシェルフだけが浮いてしまうかな?とも考えてあえて最終的には控えめな白いエイジング塗装にしています。

 

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[黒皮鉄金具とのマッチング]

 

一番独特な雰囲気を作っているのがこの白いアイアンシェルフに追加される黒皮鉄のままのTEKOLABOオリジナルのアイアンパーツですが、見る人によっては感じ方はそれぞれだと思います。マッチしている!か ミスマッチ!なのか。そう 自由で良いのです!

RYOYAさんのシェルフは意図的にTEKOLABOの提案で全部を白にペイントせずに、追加オプションの台形脚と組付け金具や高さ調整フラットバーだけを黒皮鉄の素材の色のままを残す形をとっています。

 

■最初のアイアンシェルフの見積段階では全部を白で塗るご希望でしたが、飽きてくればRYOYAさんならDIYで塗装もでそうですので、白く全部塗ってしまえば後で戻すのは大変ですが、追加で白く塗りつぶすのは簡単ですから、黒皮鉄の色を金具に残すことで、周辺にあるシェルフやデスクの黒皮鉄製品とバランスが取れて1台だけ真っ白で浮いてしまうよりもコーディネート的に良さそうなバランスになりそうなこと。

それから例えば最近の車の流行りでルーフだけ黒やフェンダーだけ黒だったりすることがカスタマイズで選べるような感覚や、ファッションでいうポイントカラーの色目を時計の色使いに合わせたり、ネクタイに合わせたりetc.や小物にその色をあわせたりというような事と同じ感覚として受け取っていただいて、実際に写真でお見せしてから相談してみました。

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全部白く塗るのは誰でも頭にあるシンプルで定番な仕様ですが、せっかくなので日本でも世界でも絶対に無いただ一つのシェルフになるという意味でも、とにかく今ここに在る実物は塗っても塗らないままでも! もう既に成り立っていて超COOL!なのでホントにどちらでもご要望に合わせて進めますとのご提案しましたところ「そのままで行きます!」ということで実現した言わば作品的要素をもったシェルフなのです。

 

作っている段階からもう自然とワクワクするようなモノ作り。まだまだ続きそうなのでまた後日アップします!・・・。

 

 

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